日本において「国民」の創出が必須となった契機とは? 私たちが当たり前のように持つ「日本人」という意識。しかし、江戸時代までの人々は「国民」ではなく、藩の「領民」や村の「百姓」として生きていた。 【画像】現在の戸籍の記載例明治維新後 ...
明治維新によって日本はどう変化したのか。政治学者の遠藤正敬さんは「例えば、明治政府は戸籍制度によって、家を天皇に忠誠を誓う臣民の教育機関と定義した。それは、国家は家庭に立ち入らないという近代国家の原則に反したものだった」という。
明治期の子どもたちにとって最も身近な鍵盤楽器といえば、足踏み式のリードオルガンだった。日本における西洋音楽の受容に大きく貢献したが、その歴史は膨大な音楽史に埋もれていた。謎を解明すべく、40年以上研究に励んできた。 小学生の頃、家には ...
人間の内面の奥深くに迫る日本の近代文学は、明治半ばから後半に誕生しました。ここでは日本近代文学の歴史を、時代を代表する一冊とともに“ざっくり”ご紹介します。 参考:『名著入門』平田オリザ/著朝日新書 【明治初期】森鷗外、樋口一葉 ...
日本国の「象徴」たる天皇。どのような履歴で、世界でもユニークな現今の地位にたどりついたのか。 そんな関心にかなう近刊二冊。それぞれ天皇のプレゼンスが強弱濃淡転換する時機に照準をあわせた作品である。放送授業の教材と広報誌連載の集成と ...
地学的に日本列島は特異だ。四つのプレートがぶつかる「プレートの交差点」。地震や津波、火山噴火は宿命なのだ。 本書は先史時代から中世、近世、近現代まで、日本史の中で発生した地震、津波、火山の噴火などの巨大災害を丹念に追った一冊だ。