かつての日本領、南樺太に生まれた渡部喜美男さん(94)は「終戦の日」となった80年前の8月15日、ちょうど14歳の誕生日を迎えた。「内地へ帰還せよ」。陸軍の学徒隊員に与えられた最後の命令に呆然(ぼうぜん)としながらも、戦後に向けて長い道のりを ...
戦時中の移民政策で樺太(現サハリン)に移住した両親のもと、1930年に生まれた。家はニシン漁の網元。「日本人のほかにアイヌなど、さまざまな人種が働いている環境の中で育った」 樺太でも日本のニュースは耳に入った。日本軍が真珠湾攻撃で ...
闇夜の海で頼りとなったのは羅針盤だけ――。くすんだ黄金色の器の中。英字の「S」「N」や十二支の「子」「午(うま)」が方角を示す。 80年前の夏、ソ連軍侵攻で南樺太(サハリン南部)から北海道へ脱出した際の貴重な資料が、札幌の北海道庁旧本 ...
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