アメリカの建築史家リーランド・ロスは、「日本の伝統的な住まいには、西洋的な意味の部屋はない」と言った。戦前にドイツの建築家ブルーノ・タウトもほぼ同様の言葉を残している。 確かに、西洋の部屋は壁・窓・扉で区切られた独立(密閉)空間。内部の生命・安全を守る構造だ。ところが日本では、四周のうち一面以上が壁・窓・扉のない列柱空間。ガラス戸や障子・襖で仕切られているだけで、いつでも外部と一体化できる構造だ。
高層ビルが立ち並ぶ新宿は、実は日本建築史を語るうえで欠かせない名建築が集まる街。丹下健三や前川國男をはじめとする建築家たちが、時代ごとの思想や技術を注ぎ込み、都市の表情を形づくってきました。 【写真11枚】新宿の魅力を再発見!話題の ...
「誰も見向きもしない建物の価値を見いだす」。建築史家、川島智生さん(68)は自らのモットーをこう言い表す。注目されたのが小中学校の校舎や酒蔵の建築史を俯瞰(ふかん)する研究だ。北海道から沖縄まで現地を訪ねて調査し、大正期から1970年代に ...
(A)「コレクションを中心とした特集 記録をひらく 記憶をつむぐ」(東京国立近代美術館) (B)「玉山拓郎:FLOOR」(豊田市美術館) (C)SIDE CORE 「Living road, Living space | 生きている道、生きるための場所」(金沢21世紀美術館) 今年は「終戦」という ...
建築家の隈研吾・東京大学特別教授・同名誉教授=写真右、(C)Designhouse=が「自然にかえろう」、海野聡・東京大学大学院准教授(日本建築史)=同左=が「奈良時代の東大寺造営と法華堂」をテーマに講演します。 5月23日[土 ...
美術と建築はいかなる関係を結ぶのか。ヨーロッパと日本の作品を中心に両者の関係を探っていく。 19世紀フランスの土木技師にして建築史家オーギュスト・ショワジーは著書の数々に、建築図面の描き方のひとつ、軸測投影を用いた挿図を採り入れた。